2021年8月19日 (木)

改修設計について その1

以前新築設計したお宅の改修設計をお受けしました。
既に竣工していますが、ブログにアップしたいと思います。
今回は改修前の状況写真です。

木部の外壁塗装改修前
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1階薪ストーブ前(暖気の循環対応)
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2階主寝室をLDKに
階段前
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キッチンとなる前室
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キッチンのバックヤードとなる部分
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1階隠蔽ダクトと中間ファンなどを図面化
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依頼を受けた後に一定の現地調査、施工者との打合せをして改修工事に臨みます。
生活をしながらの工事ですので、行き当たりばったりの工事進捗ではお客様に迷惑がかかりますので、設計図を含めて念入りに調査をしますが今回案件は自分で設計したものの改修であるため、設計図もそろっており、改修に対応した新築設計(点検口の設置、排水、給水管の増築対応など)をしていたため、比較的容易に前さばきが出来ました。
次回は改修時の状況をアップする予定です。

2021年5月 5日 (水)

住宅設計2021

久しぶりのブログ更新です。
仕事は設計、調査、検査、相談対応などそれなりにこなし、忙しくさせて頂いておりますが、昨年御連絡頂いていた住宅に関する案件はコロナの影響なのかほとんど延期、中止となりました。改修設計に関しては昨年来から動いていた案件が有りますので、近いうちにブログにアップいたします。

今年度からは改正建築物省エネ法が4月から全面施行され、住宅の省エネ性能に関しての説明義務、設計への盛り込み有無の周知が義務化されています。
地盤、地震に関する構造のことや、瑕疵にかかわる一般性能、断熱性能など建築士に(法的に)求められる事項は年々増えておりますが、当事務所は開所より努めてそれらのことを考え、安心、安全を基本に活動しております。
基本性能は勿論、住みよく、無垢材をふんだんに盛り込んだ木造建物、洗練されたコンクリート打ち放し造など1から設計事務所とつくる住宅をお考えの方、是非ご連絡下さい。

2020年5月 1日 (金)

竣工 引渡し2020

ソーシャルディスタンスを確保しながら、施主、施工者、職人、そして設計者。

様々な人が関わり、やっと出来上がりました。

時期が時期だけに、オープンハウスは取りやめ。

今回は色々とアピールポイントもあったのですが・・・・。

後日、写真をアップします。
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2020年4月 2日 (木)

断熱等級

断熱等級、性能は日本全国の地域ごとに決められており、基準となる地域は大きく8地域に分かれています。
おおまかにいうと1、2地域が北海道の指定地域、8地域が沖縄などとなっています。
愛知県はざっくりと6地域が大半を占めます。(山間部では4、5有)
北上、高所程断熱性能は厳しく、したがって北海道や山間地域の方が断熱基準が厳しくなります。

私が設計を始めたころは断熱の基準などありませんでしたが、この10年程度で法制化され、COP21の協定で2020年以降の温室効果 ガス排出削減などのための新たな国際枠組みとして「パリ協定」を採択、その関係で建物の断熱性能も義務化が叫ばれ、2021年の4月から住宅も義務化となる予定です。
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一般住宅(300㎡未満)は建築士から建築主への説明義務が必要となりますが省エネ基準適合は努力義務となっており、気候風土適応住宅(土壁や板壁構法の家)は外皮基準が適用除外、かつ一次エネ基準が緩和されます。

法施行時に確認申請に断熱計算書が必要となるかはよくわかりませんが、国交省の建築環境企画室が作成のレジュメによると半分程度の工務店、建築士は断熱計算(1次エネルギー&外皮性能)が出来ないとの報告があるため、仮に検査機関で適合判定がされないようであれば、計算せずにクライアントへ断熱性能の適合を報告することも考えられます。
なので確認申請には計算書が必要と思いますが、どっちにしても当事務所は数年前からソフトで計算しているので対策は万全です。詳しく書くときりないのでこの辺でこの話はやめますが、ますます我々建築士の仕事は複雑多種な作業が増えて大変です・・・・。

もっとも着工件数の9割以上はハウスメーカーの住宅の為、我々のような建築士の建物は景気減退と人口減により今後さらに減っていくと考えられます。

話を基に戻します。
断熱性能は地域ごとに定められており、今回の設計の建物地域はUA値(外皮平均熱間流率)が0.87です。難しい言葉ですが、簡単にいうと値が小さいほど断熱性能は上がります。北海道は0.46です。

ただし、 

 はっきり言ってそれでは不十分と思います。

新築住宅の住宅性能検査で様々な竣工検査(あるいは断熱が出来ている中間検査)に立ち会っていますが、正直、ぎりぎり省エネ法数値の案件は「暑く」そして「寒い」です。
私が立ち会うのは空調がかかっていない状態での検査ですから、なおさら敏感に感じます。
これらの感覚は当日の気候、体調などにも影響され、また個人的な主観にも左右されますが、かなりの数を検査してきた身としての実践的哲学からの意見です。

省エネ法の数値では不十分という意見は、専門的に住宅建築を扱っている人々には共通認識といってもよいかと思います。
何故ならば多くの有名ハウスメーカーはUA値 0.6内外で設計されているからです。
おそらくZEH基準値を指標にしていると考えられます。
(*ZEH基準(太陽光発電設置+発電エネルギー=消費エネルギー を目指す基準のこと)は0.6 以下です。)


さて
今回設計の住宅は、北海道の基準程度となっています。断熱材の厚みや性能はそれ程高くなく一般的な性能と厚さのものです。
気を付けたのは開口の大きさです。
窓の断熱性能はトリプルガラス、2重サッシでも外壁、屋根、床の性能に比べて数倍低い為、開口を大きくとれば取るほど断熱性能は確実に下がります。
なので、開口を効果的かつ、有効に設置したことにより断熱性能は大きく上がりました。コスト的にも断熱材料に関してはほとんど上がっていません。(ただし、サッシは全てLow-eガラス)
プランニングと周辺環境を考慮し設計した結果であり、断熱性能とコスト&開口はトレードオフしたのではなく、むしろ開口を小さくすることによりコスト的に木製Low-eサッシが採用出来たなど、良い部分も増えてクライアントの希望に沿う設計が実現できたと自負しています。

しかしながら断熱計算とコスト管理はかなり時間を割いて検討しました・・・。
*断熱計算は詳細設定等を含めるとA4用紙80枚ほどの計算書となっています。

これからの時代、我々建築士の案件はデザインだけでなく、コスト管理や構造性能はもちろん、断熱性能も緻密に設計する時代となってきた、というのが実感です。  

いつもの癖で話が冗長になり過ぎました。
住宅建築をお考えの方でもっと聞きたい方はお気軽にご連絡下さい。

2020年4月 1日 (水)

オープンハウスについて

開所以来、ほとんどの案件でオープンハウスなるものを開催させていただきました。

今回も予定していましたが、最近は業者の方の訪問も多くオープンハウスでは集客にはつながらいことと、昨今の状況を鑑み開催を控えることとしました。

本件はラワン天井や杉板貼の内装、外壁、板金の様子など良い出来栄えで、内外装のすべてを施主と共に仕上げたものを是非見ていただきたいと考えていましたが・・・・。残念です。

ただ、4月中旬くらいまで施主様と共に作業していますので、4月下旬でしたら1日数件、時間が重ならないようでしたらご案内出来るかと思います。

設計をお考えの方で「ぜひ見てみたい」という方は直接磯村までご連絡下さい。
メールアドレスはホームページに掲載されております。

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